ステキン(すてきな金曜日)
21日(金)は、授業が2限で終わりなので、
そのあと大学のお友達と六本木に行ってまいりました。
と、その前に大学内でやっていたプチ展覧会をみに行きました。
まずは視覚伝達デザイン学科の「編集とデザイン」という展覧会。
私の永遠の憧れ、視デ様(3、4年生)の展示でございます。笑
実際に雑誌の編集をやってらっしゃるスゴイ方にじきじきに教わりながら制作したそうです。
はぁ、うらやましすぎる…。笑
作品は、それぞれの今までの人生を振り返っていたり、自分が影響をうけたもの(漫画や音楽)などを紹介していたりして、とっても読み応えがあってデザインが素敵なものばかりでした。
もう、図書館で取り扱って欲しいぐらい。笑
あったら絶対借りたい。もっとじっくり読みたい〜!
それぐらい、クオリティの高いものばかりでした。
やっぱり、さすがだなぁ。
すごいなぁ。
うらやましいなぁ。
私も編集とか装丁とか製本について学びたいなぁ。
私が午後の授業の時間をだらだら過ごしてる間に憧れの視デではこんな素敵な授業を…
やっぱり浪人してここを目指した方がよかったのかしら…
とか思って、感動するとともにすごく悲しくなりました。笑
そして、やっぱり私は学芸員とか展示とか美術(アート)よりもデザインが大好きだなぁっていうのを再確認。
変な言い方になりますが、万人受けするのが好きです。
みんなが、「いい!」と思われるもの。
例をあげるなら、リオオリンピックの閉会式。
あれはものすごく感動しました。
日本中が感動したと思ってます。笑
私もそんな形でなにか表現できるようになりたい…。
どうにか頑張って、2020年の東京オリンピックにもなんらかの形で関わることができたら幸せだなぁ…と思ってます。
次に行ったのは、「堀尾ゼミ プレ卒業制作」。
空間演出デザイン学科の堀尾先生という、主に舞台美術をやってらっしゃる先生のゼミ。
の、卒業制作のプレ展示でした。
こちらも尊敬するデザイン学科、空デ様です。笑
先生が舞台美術の方ということもあって舞台美術の作品もいくつかありましたが、
みなさん自由で面白いテーマで作品作っておられました。
これからもっともっと良くなっていくと思うと卒展が楽しみだなぁ。
そして、自分の学科と同じ学費なのにこの輝きと授業数の違いはなんだ…
とまたマイナス思考に陥りました。よくないですね。笑
六本木行く前から良い刺激になりました!
いいなぁ、他学科!(しずかに)
そして大学を出て六本木に向かいました。
あ、そういえば駅前のファミマでジバニャンまん買いました。
か、かわいい…
中身はチョコです。
(お肉がよかったなぁ)
お昼ご飯を食べながら話してたら行きたいところがたくさんあってどこに行こうか迷ったのですが、
まず向かったのは国立新美術館で行っていた「ここから」展!
障害を持った方のアート作品が展示されていたのですが、どれも色使いが人並みじゃないセンスでとても可愛かったです…!
着眼点もユニークで、なんだか圧倒されてしまいました。
最後にはグッズも売っていました。可愛かったなぁ〜!
そのあと向かったのは一番の目的地である
21_21 DESIGN SIGHT !
私が1番好きな美術館です。
うーん、”美術”館ではないのかな?デザイン館?笑
とにかく毎回の展覧会が面白くて楽しくて大好きな場所!
好きすぎて何回も行くので、前回の土木展のときに年パスも作っちゃいました。
今回は「デザインの解剖展」ということで、
デザインが大好きな私どもは冬からずーっと楽しみにしていました。
一緒に行こう!と約束したのが多分半年前ぐらい。笑
六本木アートナイトの企画の一部だったの思うのですが、
18:00からギャラリーツアーを行っていたので、それに参加して展覧会や作品にまつわるお話を聞いたあとにゆっくりみました!
今回は明治との協力もあり、
巨大なきのこの山や
きのこの山の背景のジオラマや
立体のロゴや
巨大スーパーカップや
解剖された巨大ブルガリアヨーグルト、
そして大きな板チョコも!
大きくなった商品を見るだけでもわくわくして楽しいです。
さらには、オリジナルの「おいしい牛乳」を作ることができる積み木のコーナーも!
いやぁ〜、これは楽しい!!!笑
こんな遊び心もあるおかげか、子供連れも多く見受けられました。
小さな子供でも身近なお菓子や牛乳について楽しく学べるようになっているし、老若男女・美術やデザインに興味がない人も誰もが楽しめる、本当に良い展覧会だなあと感動!
もちろん大きな商品だけでなく、「解剖」展ですのでそれぞれの商品が事細かく解剖され、解説されています。
特に私が感動したのは「明治おいしい牛乳」のフォントです。
丸ゴシックでは「おいしさ」はあるけど「すっきり感」が足りない。
だからこそ、8割はおいしさを象徴する丸みがありつつ、後味のすっきり感を2割ほど、角ゴシック体が加わってちょっとしたスパイスというか、隠し味のようになって構成されています。
とにかくこだわりがすごい!
私は美大に入ってポスターや冊子などを作っていく中で、このような文字の微妙な加減の大切さを知ったのですが、それまではここまで文字の雰囲気が与えるデザイン全体への影響のすごさを考えたことがありませんでした。
そんな体験・すごさが一般の人もできる機会となったとても良い展示だと思いました!
しばらくその辺に立っていたのですが、来る人来る人みんな「文字が変わるとこんなに違うんだ〜!」と驚いていました。
ちなみに、家に帰ってお母さんに見せたら、お母さんも同じように驚いていました。笑
そのような展示が続き、今日のところはさらっと…と思って 全部きちんとみきれなかったにも関わらず、
滞在時間なんと3時間!!笑
情報量が大量なので、全部しっかり読みたいのにとても1日では見切れない!
1月までやっているので、絶対また行こうと思います。
年パス作ってよかった〜!と思った瞬間でした。笑
そしてそのあとは「六本木アートナイト」!
去年は行けなかったので今年行けてうれしかったです。
これは夕方の写真ですが、メインアーティストである名和晃平さんの作品が設置されていました。
こんな感じで、六本木ヒルズやミッドタウンにも名和さんの作品がありました。
あとは、写真家のレスリーキーさんの作品をみたり
東京タワーが見えたり!笑
私は次の日授業だったのであんまり遅くまでいられませんでしたが、
たくさんのアーティストやお客さんがアートナイトに参加していて、素敵な夜イベントだなぁと思いました。
いつかオールナイトしてみたいな〜。
すっごく歩いてすっごく疲れたけど(笑)、
六本木がもっと好きになった1日でした。